現住職挨拶

　二十六世住職　最勝林　佑信　(さいしょうりん　ゆうしん)

 

歴史と文化、歴史遺産の宝庫「禅定寺ホームページ」へようこそ

 

本寺は永平寺(福井県)、総持寺(神奈川県)を両本山とする曹洞宗の禅寺(ご本尊はお釈迦様)でございます。

本寺には熊本県民の誇りでもある加藤家、細川家の４００年の歴史・文化を象徴する両家の重臣達 (有力家臣団)等の墓がほぼ建立時(埋葬時)の状態のまま残しており、平成２３年に行われた熊本県の調査(学識経験者で構成する調査検討委員会)により「全国的に類例を見ない貴重な資料であり国民、県民の共有財産として永く保存顕彰が必要」との高い評価を受けております。

　また、小西隼人(小西行長実弟)、藤村男爵の御霊や上田休兵衛、白木為直の碑等が境内に所狭しと祀られており、「お墓の博物館」としての高い評価も受けております。

なお、このような高い評価を受けた境内に都市計画道路建設が予定され、１０年ほど前より歴史遺産を奪われてしまう危機を迎えておりましたが、本寺総代会を中心とする有志の皆様と共に歴史遺産保存を目的とし、熊本県に計画の一部変更を訴え続けましたところ、平成２４年には蒲島郁夫熊本県知事の英断により、境内に予定されていた都市計画道路の計画変更を勝ち得えることが出来、メディア等にて「勝利の寺」として注目を浴びております。

蒲島郁夫熊本県知事の英断に心より感謝申し上げる次第であります。

合掌